12オリンピック
芝居はオリンピックだと思う。
グループにはキャプテンが必要でそのキャプテンがいつも旗をもって
声を張り上げる。
その指揮に従って役者と観客は後に続いてゆくのだ。
もちろんその役目はヒロコである。
ヒロコの指揮によって「まほろば」の物語は進行していく。
今ここはどんなシーンなのか、何を見せるのか、テンポを上げるのか、下げるのか
静かにするのか、うるさくするのか。それはヒロコの采配で大きくかわる。

そしてここで問題なのが、キャプテンは誰でもできるという訳ではない
チームの信頼関係が築けてこそ出来る役目なのだ。

今回の公演は10代と20代だけの女性だったので人間関係が不安要素の一つではあった。最年長であるAyaさんは色々と葛藤があったと思うが、みんなを率先してまとめてくれた。ちなみに私はそういった事をAyaさんにはお願いしていない。

私は常々思うのだけれど、俳優は演技を求められていると思いがちだが
本当はチームワークを大切にし、公演全体を見渡せる俳優が一番重宝されると思う。
Ayaさんは演技もさることながら、そういった面でも率先して動いてくださり
想像以上の働きぶりに、ああいう女優さん、というかあんな人材いないよな。と感心した。

そして、そんなAyaさんを採用した私ってやっぱり凄いなって思ったのだった（笑）

Ayaさんはこの「まほろば」で一旦休憩らしいので、復活試合は是非ドラマシアターでやっていただきたいと思います。その時は東京公演もやりましょう

@fate.c.aya1102

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