演出雑記00
2024.09.27

「由希」始まる

2023年は3月、9月、10月、2024年1月、3月と怒涛の公演を打ちまくっていた最中3月の半ばで「由希」を読んでいた。

モダンの作品は他にも何本かあったが、
私の範囲で公演可能であり
面白くしっくりしたのが「由希」だった。

私は「湘南暴走族」「特攻の拓」など暴走漫画が大好きだったといのもあり、
「由希」はすんなり受け入れる事ができたし、暴走族芝居ができるなんて
最高だ!と思っていた。

しかし、暴言暴力が悪であるという昨今において
このような内容が受け入れられるのか、また暴走族がもうわからないのではないのかと思い、
とりあえず、稽古場にいる清水レオ君に読んでもらった。

翌日レオ君から、この演劇がやりたいし、僕はトカゲがやりたいです。
と返答があった。
今思うと、レオ君はなんでも良かったんじゃないのかなと思ったりもするんだけど。

とりあえず、21歳のレオ君が面白いというなら、大丈夫なんだろう
と勝手に結論づけたのであった。